皆さん、こんにちは!
ゴルフは、青々とした芝生の上で、爽快な一打を求めるスポーツですが、多くの初心者がゴルフの世界に足を踏み入れる際に、その広大なコースや複雑なルールに圧倒されがちです。
そこで、おすすめなのが、ショートコースという選択肢。手軽に、そして気軽にゴルフを始めることができるショートコースは、初心者にとって最適なスタートラインとなります。
今回はショートコースとは何か、その魅力、プレイするうえで押さえておきたい点などについてご紹介していきます。
特にこれからコースデビューされる方は、ぜひ読んでみてくださいね。
ショートコースにチャレンジする前にぜひ押さえておこう!
ショートコースとは?
ショートコースは、通常の18ホールコースよりも短い距離で構成されており、9ホールまたはそれ以下のホール数でプレイされます。※多くが9ホールですが、たまに6ホールなんてのも見かけます。
各ホールは、50ヤードから200ヤード程度の距離で設計されており、パー3が中心です。これにより、プレイヤーはアイアンショットやアプローチ、パッティングなど、ゴルフの基本技術を集中して練習することができます。
距離的には大体9ホールで1000yard前後が多いですね。イメージとしては、下記のような感じです。
ホール | 本コース (パー) | 本コース (距離) | ショートコース (パー) | ショートコース (距離) |
---|---|---|---|---|
1 | 4 | 355 yards | 3 | 95 yards |
2 | 3 | 165 yards | 3 | 85 yards |
3 | 4 | 410 yards | 3 | 155 yards |
4 | 5 | 500 yards | 3 | 75 yards |
5 | 3 | 160 yards | 3 | 160 yards |
6 | 4 | 370 yards | 3 | 90 yards |
7 | 5 | 540 yards | 3 | 155 yards |
8 | 3 | 170 yards | 3 | 80 yards |
9 | 4 | 330 yards | 3 | 95 yards |
合計 | 36 | 3200 yards | 27 | 990 yards |
- 基本は9ホールで構成
- パーの数は27(すべてパー3)から30くらい
- 距離は100ヤード前後で構成。たまに200ヤードを超えるミドルもあり
本コースのPar3がたくさんある感じかな
ショートコースの魅力
ゴルフのショートコースには初心者に限らずゴルファーにとって多くの魅力があります。以下にその魅力をいくつか紹介しますね。
時間と料金の手軽さ
ショートコースは本コースよりもホール数が少なく、1ホール当たりの距離も半分以下のコースが多いです。そのため、コース一周あたりおおよそ2時間で回ることができます。プレー料金も手頃で、初心者の方でも気軽に楽しめます。
ドレスコードの緩さ
ショートコースは本コースと比べてドレスコードが厳しくありません。クラブハウス内でのドレスコードやプレー中の服装についても緩やかなルールが多いです。初心者の方はドレスコードに適した服を持っていない場合も安心です。
実践的なプレーの経験
ショートコースで練習すると、実際のプレーに慣れやすいです。打ちっぱなしでは経験できない実践の障害物を経験できます。バンカーショットやグリーン周りのアプローチなど、実戦に活かせるスキルを身につけることができます。
スコアアップの可能性
ショートコースで良いスコアが出せれば、本コースでも良いスコアを出せるようになります。アプローチやパットを重点的に練習することで、スコアアップが期待できます。
ショートコースは、ゴルフの基本を学ぶ場としても、スキルアップの場としても最適です。初心者の方はぜひショートコースで楽しみながらゴルフを始めてみてください
タイムパフォーマンスも良さそう!こっそり上手くなっちゃいましょう!
ショートコースでのプレイ方法
ゴルフのショートコースは、初心者にとっても上級者にとっても、技術を磨くための絶好の場所なんですが、快適にプレイを楽しむためには、適切な装備と服装、ルールとマナーの理解が必要ですね。
必要な装備と服装
ショートコースでは、フルセットのクラブを持参する必要はありません。8番アイアン、9番アイアン、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ、そしてパターの数本があれば十分です。
服装に関しては、襟付きのシャツとロングパンツが基本で、ゴルフシューズはノンスパイクタイプでも問題ありません。
下記記事にて、詳しく解説していますので併せてごらんください。
基本的なルールとマナー
ゴルフには、プレイヤーが守るべきルールとマナーが存在します。
例えば、プレイ中は静かにし、他のプレイヤーの邪魔をしないこと、また、コースを大切に扱い、ダメージを与えた場合は修復することが求められます。これらは、全てのゴルファーが快適にプレイできるための基本的なエチケットですね。
※ボールのマーカーや、グリーンフォークなどはコースにおいてある場合もありますが、事前に自分のものを一つ持っておくと安心です。値段も1000円もしないものが大半です。使い方はyoutubeなどで事前に理解しておきましょう!
スコアのつけ方
ショートコースでは、各ホールのパー数に対して何打でホールアウトしたかを記録します。スコアカードには、各ホールのパー数と実際のスコアを記入し、ラウンド終了後に合計スコアを計算します。
初心者は、スコアよりも雰囲気に慣れることやルールの理解に重点を置くのがよいですね。
初心者がショートコースで学べること
ゴルフのショートコースは、初心者がゴルフの基本を学び、実践するための最適な環境です。ここでは、ショートコースで身につけることができる重要なスキルについて紹介します。
ゴルフの基本技術
ショートコースは、特にアイアンショットやアプローチ、パッティングなどの基本技術を練習するのに適しています。距離が短いため、繰り返し同じショットを行うことで、より正確なショットを打つ技術を身につけることができます。
コースマネジメント
コースマネジメントとは、自分のスキルを最大限に活かし、コースの特徴を理解して戦略的にプレイする能力です。ショートコースでは、各ホールの特徴を把握し、どのクラブを選択するか、どのようにアプローチするかを学ぶことができます。
メンタルの鍛え方
ゴルフはメンタルゲームでもあります。ショートコースでのプレイは、プレッシャーの中で冷静さを保ち、集中力を維持する訓練になります。また、ミスからの回復や、自己管理のスキルも同時に鍛えられます。
ショートコースでのプレイは、プレッシャーの中で冷静さを保ち、集中力を維持する訓練になります。また、ミスからの回復や、自己管理のスキルも同時に鍛えられます。
1人で淡々と練習するのと、誰かが見ている中でショットするのでは、緊張感が全然違います。
ショートコースのチェックポイント
いざショートコースに行こうと思ったときに、どのコースを選んだらいいのか悩みますよね。探すとなればホームページで確認されると思いますが、ぜひ以下の点をチェックしてみてください。
アクセスがしやすいかどうか
まずはアクセスがしやすいかどうかです。できれば1時間以内で行けるところが負担が少なくてよいですね。この辺りは料金との兼ね合いです。都内などに住んでいる方は近場は料金が比較的に高いので、高速料金との兼ね合いで、郊外にあるショートコースを選ぶのもありだと思います。
予約が必要かどうか
利用を検討しているショートコースのホームページで予約が必要かどうかを確認しておきましょう。予約が必要な場合は、ゴルフ予約サイトやそのショートコースのホームページから予約できます。もちろんお電話でも。
1人で回る時などは予約必要なしのコースのほうが便利ですね。思い立ったらサクッと行けますし。
ドレスコード(服装規定)の確認
ゴルフウェアの着用が必要かどうかも確認してください。一般的にはゴルフウェアが推奨されますが、特にショートコースでは、特別な制約はない場が多いです。ただし、ゴルフシューズは安定したショットを打つためには履いていくのがよいでしょう。
その他の施設情報
ショートコースのホームページで、練習場やレストラン、シャワールーム、ロッカールームなどの付帯施設の有無を確認しておきましょう。ウォーミングアップやクールダウンに役立ちますよ。
ショートコースでも本コースと押さえておきたいポイントはあまり変わらないね。
ショートコースの予約方法
いざショートコースに行こうと思ったら、予約が必要な場合が多いです。もちろん予約必要なしとか、土日だけ予約が必要だとか様々なので、公式HPなどで確認しておきましょう。
同伴者の確認
ゴルフは基本的に4人1組でラウンドするため、同伴者と一緒にコース予約をするのがベストです。4人が揃わない場合、他のゴルファーとの組合せになることもあります。
初心者にとっては他のゴルファーに迷惑をかけたくない思いがあるかもしれません。
ほかのメンバーと組み合わせを外したい場合は、条件などをしっかり確認しておきましょう。
希望日、時間帯の確認
同伴予定のメンバーの希望日時やスケジュール感も想定して、おおよその日付と時間帯まで想定しておきましょう。その範囲内で予約していきます。
ショートコースの場合、本コースとは違って、サクッと今週末の土日のどちらかで時間は8時~9時スタートで。くらいの感覚で押さえておくので良いと思います。
ネットで予約
多くのショートコースはネットで予約できます。代表的なサイトとしては、下記があります。
- 国内2000以上+海外のゴルフ場と提携する、日本で最大級のゴルフ場予約サイト
- GDOの一番の目玉は、格安前売りチケットである「HOT PRICE」。このプランはお得な価格でプレイが可能
- GDOではプレミアム倶楽部やスループレー特集など、様々なコンテンツも提供されています
- 楽天が運営するゴルフ場予約サイトで、日本全国のゴルフ場からピッタリのプランを探せる
- 早期予約キャンペーンやおすすめ特集、ポイント還元など、さまざまなキャンペーンを用意
- スマートウォッチにも対応している点も魅力
- リクルート運営のゴルフ場予約サイトで、日本全国のゴルフ場からピッタリのプランを探せる
- 予約する度にポイントが貯まるので、お得にゴルフを楽しめる
- じゃらんゴルフは、口コミやコース情報も豊富に提供
個人的にはは楽天GORAの利用が多いですね。楽天ポイントなどためたり使ったりできるので便利です。
電話で予約
予約が必要なショートコースは、直接ゴルフ場に電話をかけて予約することもできます。
プレー希望日時や同伴者の人数、氏名、連絡先を伝えて予約しましょう。
ショートコースの楽しみ方
ゴルフの上達には、実践が欠かせません。ショートコースは、その練習に最適な場所です。
ここでは、ショートコースを利用した上達法や楽しみ方を紹介します。
1人で回る
ショートコースでは、一人で回ることができるコースがあります。
周りを気にすることなく実践練習に取り組むことができるのと、ほかの人との調整が必要ないので、思い立った時に回ることができるのいいですね。
1人予約をする
ショートコースでは、一人予約ができるコースもあります。
まったく見知らぬ人と、当日顔合わせをしていきなりラウンドしていくので、緊張感もあって、なかなかはまると面白いものです。
これも自分の予定だけを気にすればよいので気軽に行けますね。(ちょっと最初はハードルが高いかもですが)
クラブ2本縛り
パターとウェッジ(サンドウェッジまたはアプローチウェッジ)の2本で回ります。
ショートコースは100ヤード前後のパー3が多いので、基本パターとウェッジで回ることが多いですが、150ヤード、200ヤードになると、ウェッジだけだと途中でセカンドショットを打つことになります。これも実際の本コースでは想定できる場面なので、2本縛りは練習にもなります。
グリーンにはワンオンしない
特に練習目的で来たのならあえてアプローチを練習するために、最初のショットはグリーンを外しましょう。
外した後は「寄せワン」を狙っていきます。アプローチでカップに寄せて、1パットでカップインを狙っていきます。寄せワンができてくるとスコアもぐっと良くなりますよ。
バンカーを狙う
グリーン周りのバンカーを狙って落としていきましょう。
ショットの正確性の練習にもなるし、入ればバンカーショットの練習にもなります。
ショートコースならではのいろんな楽しみ方があるね。クラブ2本縛りとか上手い人がやっていそう!なれたらチャレンジしてみたいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ショートコースは時間と費用の節約、アプローチ技術の向上、そして初心者から上級者までの楽しめる非常にいい環境です。
初心者はもちろんのこと、普段コースに行きなれている中級者、上級者の方まで楽しめるスポットなのでぜひ活用してみてくださいね。