【スコアUP】100ヤード以内のショットを極めてスコアを劇的に改善させよう

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ゴルフ愛好家の皆さんこんにちは!

ゴルフにおいて、100ヤード以内のショットはスコアを大きく左右する重要な要素です。
この距離での精度が高ければ、パーやバーディーを狙うチャンスが増え、逆にミスが少なくなります。しかし、多くのゴルファーがこの距離でのショットに苦戦しているのも事実。

本記事では、100ヤード以内のショットでスコアを改善するための具体的な方法について紹介します。初心者から中級者まで、誰でも実践できるテクニックや練習方法を詳しく解説し、あなたのゴルフスキルを次のレベルへと引き上げます。

この記事を通じて、100ヤード以内のショットに対する自信を持ち、コースでのプレーをより楽しむためのヒントを得ていただければ幸いです。それでは、具体的な戦略について見ていきましょう。

たく

100ヤード以内を極めれば、自信をもってラウンドに臨めるね!

目次

100ヤード以内の重要性

ゴルフにおいて、100ヤード以内のショットはスコアに直結する非常に重要な要素です。

この距離での精度が高ければ、グリーンに乗せる確率が上がり、パーやバーディーを狙うチャンスが増えます。逆に、ミスショットが多ければ、ボギーやそれ以上のスコアになりやすくなります。

どれくらい重要なのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

ショット回数が多い

具体的な割合はプレーヤーのスキルやコースのレイアウトによりますが、一般的には100ヤード以内のショットが全体の約30%から40%を占めると言われています。このため、100ヤード以内のショットの精度を高めることが、スコアの改善に直結します。

ショットの種類ショット回数
(スコア90の場合)
構成比率代表的な使用クラブ
グリーン32回35%PT
50ヤード未満18回20%SW、AW
50~100ヤード14回15%SW、AW、PW
100~150ヤード9回10%PW、7~9I
150~200ヤード9回10%6~7I、UT
200ヤード以上8回10%DR、FW、UT
スコア90の場合のショットの構成

この表は、スコア90を目指すアマチュアゴルファーがラウンド中にどのクラブをどの程度使用するかの目安を示しています。特にパターが全体の約35%を占め、次に50ヤード未満のショットが多いことがわかります。その次は50~100ヤードので100ヤード未満のショットが35%占めています(パターを除く)

たく

パターを含めると7割が、100ヤード以内。練習場は長い距離ばっかり練習しているのは間違いだね。。。。

メンタル面で自信になる

100ヤード以内のショットに自信を持つことは、全体のプレーにも良い影響を与えます。ウエッジを使った短い距離でグリーンオンや、寄せワンなどの成功体験が増えることで、ドライバーやアイアンなどの他のショットにも自信を持って臨むことができ、結果として全体のスコアが向上します。

練習の効果が出やすい

100ヤード以内のショットは、比較的短い距離であるため、練習の効果が出やすいです。練習場での反復練習によって、距離感や精度を高めることができ、実際のラウンドでのパフォーマンス向上につながります。

100ヤード以内で使用するクラブ

100ヤード以内のショットでは、主に以下のクラブが使用されます。

それぞれのクラブの特徴と使い方について書いていきます。飛距離はフルスィング時の飛距離になりますが、それより短い距離は振り幅で調整していきます。

1.ピッチングウェッジ(PW)

  • ロフト角: 約44~48度
  • 平均飛距離: 約100~110ヤード
  • 特徴: ピッチングウェッジは、比較的低い弾道でランが多いショットに適しています。グリーン周りでのランニングアプローチや、100ヤード前後の距離をカバーするのに最適です。

2. アプローチウェッジ(AW)

  • ロフト角: 約50~52度
  • 平均飛距離: 約90~100ヤード
  • 特徴: アプローチウェッジは、ピッチングウェッジとサンドウェッジの中間に位置するクラブです。グリーンに近い距離でのアプローチショットに適しており、ボールを高く上げて止めるショットが得意です。

3. サンドウェッジ(SW)

  • ロフト角: 約54~58度
  • 平均飛距離: 約80~90ヤード
  • 特徴: サンドウェッジは、バンカーショットや高い弾道でボールを止めるショットに適しています。深いラフやバンカーからの脱出にも使われますが、アプローチショットでも多用されます。

4. ロブウェッジ(LW)

  • ロフト角: 約60度以上
  • 平均飛距離: 約60~70ヤード
  • 特徴: ロブウェッジは、非常に高い弾道でボールを上げることができるクラブです。グリーン周りでの短い距離のアプローチや、障害物を越えるショットに適していますが、扱いが難しいため、上級者向けです。

ロブウェッジ(LW)は、上級者向けであり、ピッチングウェッジ(PW)は飛ぶ方はどちらかというと100ヤード以上で利用するケースが多いと思うので、メインはアプローチウェッジ(AW)か、サウンドウェッジ(SW)になると思います。

たく

自分は100ヤード以内はアプローチウェッジ(AW)と、サウンドウェッジ(SW)を使ってるよ!

100ヤード以内で距離毎の打ち分け方

100ヤード以上は、ほぼアイアンやウッドのフルスィングでの対応になるのが多いのでが、100ヤード以下の短い距離であれば、クラブの振り幅やスタンス幅、グリップの持ち方などで調整してく必要があります。

どのクラブを使うか決める

100ヤード以内で使用するクラブをまずは決めましょう。ウェッジを4本入れている人もいるかと思いますが、選択肢は少なくしたほうが、迷いがなくなるのでいいかと思います。

特にグリーン周りで何本ももって駆け回るのも嫌ですからね。おすすめは軸となるクラブを一本決めて、それを補完するクラブを一本入れる2本体制がいいと思います。

自分の場合は、

60ヤード以内をSWをベースとして、それより大きい距離をAWを使用

という方法を取り入れています。

あと下記などもおすすめの選択です。

PWまたはAWで100ヤード以内をすべてまかない、SWはバンカーショットとボールを上げたいときだけに使用

スィング幅のパターンを決める

大まかな距離の打ち分けは、スィング幅で調整します。あらかじめパターンを決めておきましょう。スィング幅を表現する方法として、二パターンあります。

  1. 時計の針を使った表現:
    • スイングの幅を時計の針に例える方法です。例えば短い距離だと、「7時から5時」、ハーフスイングは「9時から3時」などで表現します。
  2. 体の位置を基準にした表現
    • クラブのヘッドやグリップの位置を基準にしてスイング幅を表現します。例えば、クラブのヘッドが腰の高さにあるときはショートスイング、肩の高さにあるときはハーフスイングなどです。

ご自分が理解しやすい方でいいのですが、自分の場合は、1の時計の針を基準にした方がイメージがしやすいのでそちらを使っています。まずは自分のパターンを作ってみましょう。たくさんのパターンを作っても難しいので、4パターンくらいにしています。

↓スィング幅の例

スイング幅グリップの位置時計での位置
ショート膝の高さ7時-5時
ハーフ腰の高さ9時-3時
スリークォーター肩の高さ10時-2時
フル最大11時-1時
スィング幅の例

スタンス幅を決める

100ヤード以内ではフルショットをするケースが少なくなるため、基本的は体重移動を押さえたスタンス幅にしていきます。特に30ヤード以内では、アドレス時に体重移動を終わらせた状態にしておくため、スタンス幅は短めとなります。それ以降の距離は体重移動を増やしていくことになるので、スタンス幅を少し広げていきます。

↓スタンス幅の例

スイング幅スタンス幅体重移動
ショート腰幅より狭くほとんどしない
ハーフ腰幅少し移動
スリークォーター腰幅よりやや広く少し移動
フル肩幅普通
スタンス幅の例

グリップの持ち方を決める

特にアプローチショットではグリップを短く持つことで、下記のような効果があります。

  1. コントロールの向上
    グリップを短く持つことで、クラブの操作性が向上し、ショットのコントロールがしやすくなります。特に短い距離のアプローチでは、正確なショットが求められるため、グリップを短く持つことで狙った場所にボールを運びやすくなります
  2. 飛距離の調整
    グリップを短く持つことで、クラブの振り幅が小さくなり、飛距離が抑えられます。これにより、微妙な距離の調整がしやすくなります
  3. 安定性の向上
    グリップを短く持つことで、クラブのヘッドが体に近くなり、スイング中の安定性が増します。これにより、ミスショットのリスクが減少します

基本的には50ヤード未満はグリップを短く持って、より安定性やコントロール性の向上を図っていきましょう。50ヤード以上では5ヤード~10ヤードくらいの距離調整に使っていきましょう。

距離とクラブと打ち方のマッピングを作る

100ヤード以内で使うクラブを決めて、スィング幅、グリップの持ち方、スタンス幅のおおよその考え方を理解したところで、100ヤード以内を攻略する方針を決めます。例えば下記のような例です。

  • スリークォーターショットくらいまでをSW、それ以降はAW
  • 大まかな距離はスィング幅で調整、細かな距離はグリップのもつ長さで調整
  • スタンス幅は短い距離(10~50ヤード)は狭め、中距離(50~100ヤード)はやや狭め

方針に従って、飛距離毎にご自分の状況を確認していきましょう。各ヤード毎に3回くらい打って(完全なミスショット除く)、平均をとっていきましょう。

距離(ヤード)クラブスイング幅グリップの位置スタンス幅
10ヤードSW7時-5時短く持つ腰幅より狭く
20ヤードSW8時-4時短く持つ腰幅より狭く
30ヤードSW9時-3時短く持つ腰幅より狭く
40ヤードSW短く持つ腰幅程度
50ヤードSW10時-2時短く持つ腰幅程度
60ヤードAW短く持つ腰幅程度
70ヤードAW10時-2時短く持つ腰幅よりやや広く
80ヤードAW10時-2時通常の持ち方腰幅よりやや広く
90ヤードAWフルスィング短く持つ腰幅よりやや広く
100ヤードAWフルスイング通常の持ち方腰幅よりやや広く
距離別のクラブ、スィング等の例

実際に入れていくとわかりますが、距離によってはスィング幅が埋まらないところが出てきます。

その部分は気持ち強め、または気持ち弱めという感じで調整していきます。

せっかく作ったマッピング表ですが、暗記しないといけないのかといえば、そうではありません。基本的な方針レベルだけ押さえておきましょう。あとは原則論で足し算、引き算するだけです。

頭の中に入れておくべきことは、提示した例でいくと、下記のような感じです。あとは思い出してくれます。

  • 100ヤード以内はAW,SWを持っていく。50ヤードまではSWを使う。
  • スタンス幅はスィング幅と合わせる(腰までが狭め、それ以上は腰幅)
  • SWの距離:30ヤードは9時-3時、50ヤードは10時-2時
  • AWの距離:70ヤードは10時-2時、80ヤードから通常の持ち方
たく

練習場で何回か距離の確認をしてみて、自分の距離ルールを作ってみてくださいね。

距離感を養う

距離感を正確に把握することは、100ヤード以内のショットで成功するための鍵です。距離が読めないとどのクラブでどれくらい打ったらいいか決めれないですし、振り返りなどもできません。

以下の方法で距離感を養いましょう。

練習場の標識

練習場には、通常30ヤード、50ヤード、100ヤードなどの距離を示す標識が設置されています。これらの標識は、打席からの距離を示しており、プレイヤーが自分のショットの距離を確認するのに役立ちます。

※標識の距離は、使う打席によってずれてきますのでそこを意識しておきましょう。練習場によっては打席毎の標識までの距離が提示されているところもあります。

距離計を用いた距離感の養い方

レーザー距離計の使い方

  1. 正確な距離測定:
    レーザー距離計は、ピンやバンカー、グリーンエッジなど特定の目標にレーザーを当てて正確な距離を測定します。これにより、各クラブの飛距離を正確に把握することができます。
  2. 練習場での活用:
    練習場でレーザー距離計を使って、特定の距離にあるターゲットを狙ってショットを打つ練習をします。これにより、スイングの大きさや力加減を調整しながら距離感を養うことができます。
  3. 実際のラウンドでの使用:
    コース上でレーザー距離計を使って、ピンまでの距離やハザードまでの距離を測定し、適切なクラブを選択します。これにより、実際のプレー中でも距離感を磨くことができます

GPS距離計の使い方

  1. コース全体の把握:
    GPS距離計は、コース全体のレイアウトや各ホールの距離を表示します。これにより、ティーショットからグリーンまでの全体的な距離感を把握することができます。
  2. グリーンの詳細情報:
    GPS距離計は、グリーンのフロントエッジ、センター、バックエッジまでの距離を表示します。これにより、アプローチショットやパッティングの際に正確な距離感を持つことができます。
  3. 練習とデータ分析:
    GPS距離計を使って、各ショットのデータを記録し、後で分析することができます。これにより、自分の距離感やクラブ選択の傾向を把握し、改善点を見つけることができます。

風と地形を考慮する

100ヤード以内のショットに限った話ではないですが、飛距離に特に影響てくるのは風と地形の影響です。今日は風が強いなとか、アップダウンが多いなと思ったときには考慮しておきましょう。

たく

平坦で無風ならいいですけどね。。。なかなかそんな好条件はないので。

風の影響と対策

フォロー(追い風): 風が後ろから吹いている場合、ボールは通常よりも遠くに飛びます。風速5m/sのフォローでは、飛距離が約10ヤード伸びることがあります

アゲンスト(向かい風): 風が前から吹いている場合、ボールは通常よりも短く飛びます。風速5m/sのアゲンストでは、飛距離が約15ヤード落ちることがあります

横風: 風が横から吹いている場合、ボールの方向が変わることがあります。右からの横風では左に、左からの横風では右に流されることが多いです。

風の影響の目安(100ヤード以内)

100ヤードくらい飛距離をベースに風の影響の目安を下記に記載しています。

風速 (m/s)追い風の影響 (フォロー)向かい風の影響 (アゲンスト)
0-2影響なし影響なし
3-4+2〜3ヤード-2〜3ヤード
5-6+5ヤード-5〜7ヤード
7-8+7〜10ヤード-10〜12ヤード
9-10+10〜15ヤード-15〜20ヤード
風の影響の目安

距離の目安(100ヤード以内)

  • 追い風の場合:
    • 風速5m/s: 1/2番手下げる(例: 50ヤードのショットを45ヤードの感覚で)
    • 風速10m/s: 1番手下げる(例: 50ヤードのショットを40ヤードの感覚で)
  • 向かい風の場合:
    • 風速5m/s: 1/2番手上げる(例: 50ヤードのショットを55ヤードの感覚で)
    • 風速10m/s: 1番手上げる(例: 50ヤードのショットを60ヤードの感覚で)

地形の影響を理解する

打ち上げ: 打ち上げショットでは、ボールが高く上がるため、飛距離が短くなります。一般的に、10ヤードの打ち上げでは、実際の距離に対して1クラブ(約10ヤード)分の距離を追加する必要があります。

打ち下ろし: 打ち下ろしショットでは、ボールが低く飛ぶため、飛距離が伸びます。10ヤードの打ち下ろしでは、実際の距離から1クラブ分の距離を引くと良いでしょう。

地形の影響を計算する方法

地形の影響を計算するためには、以下の公式を使用します:

調整後の距離=実際の距離+(高低差×調整係数)

  • 高低差: 打ち上げや打ち下ろしの高さの差(ヤードまたはメートル)
  • 調整係数: 一般的には0.7〜1.0を使用します。例えば、10ヤードの高低差がある場合、調整係数を0.8とすると、調整後の距離は8ヤードとなります。

具体例

  • 打ち上げの場合: 150ヤードのショットで、10ヤードの打ち上げがある場合
    • 調整後の距離 = 150 + (10 × 0.8) = 158ヤード
  • 打ち下ろしの場合: 150ヤードのショットで、10ヤードの打ち下ろしがある場合
    • 調整後の距離 = 150 – (10 × 0.8) = 142ヤード

実際のラウンドでの応用

  • 距離計やGPSデバイスの活用: これらのデバイスは、地形の高低差を考慮した距離を表示する機能があるものもあります。これを活用して、正確な距離を把握します。
  • 経験と感覚の積み重ね: 実際のラウンドで地形の影響を体感しながらプレーすることで、感覚を養います。

これらの方法を試して、地形の影響を考慮した距離感を養ってみてください。ゴルフのスコアアップに役立つはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本記事の要点をまとめると、

  • ゴルフでは100ヤード以内のショットが半数以上。スコアの改善には重要なポイント!
  • 100ヤード以内を距離毎にどのクラブ、振り幅、グリップを持つ位置、スタンスなどを事前に決めておく
  • 風や地形の影響も考慮して打つべき距離を決める

100ヤード以内を重点的に対策を打って練習すれば、大きなスコア改善に期待できますよ!
皆さんのスコアアップにつながれば幸いです。

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